費用対効果と身につく能力
子供にそろばんを習わせたいけど、そろばんは幼児や低学年の子どもが学ぶものじゃないの…。
そんな迷いを感じていらっしゃる方へ
そろばんは、どんな年齢から習い始めても、それぞれメリットがあります。
このページでは、まず「小学4年生以上なら、費用対効果が高い!」というメリットをご紹介します!
また「高学年でも身につく能力」も後述します!
算数の知識が一定以上ある年齢だから、理解が早い
小学3年生の算数の終盤で、
そろばんが登場
小学3年生の算数の教科書の終盤で、そろばんを習います。
その学校の授業で、そろばんに興味を持ったり、挑戦したいというお子さんが、小学4年生になってから、習いに来てくれることも多いです。
やらされるよりも、「自分で決めた」ことは、自主的な向上心につながります。
そろばんに限らず、習い事はその気になった時が一番のチャンスです。
補数や九九を知っているので、
早く進級できる
そろばんでは、「足して5になる数」や「足して10になる数」の補数を覚えます。
また、かけ算に入ると、九九の習得が必要です。
小学4年生以上であれば、指折り数えたり、九九の表を見る必要性は低いので、序盤の授業が早く進みます。
一概には言えませんが、低学年から習っている子を一気に抜き去る生徒も多いです。
塾代助成カードが使える
地域によって異なりますが、大阪市では「大阪市習い事・塾代助成事業」が実施されています。
小学5年生~中学3年生は、月額1万円を上限に助成を受けることができるので、他の習い事と併せても、安く、もしくは無料で授業を受けることができます。
令和6年度後期分(10月~3月利用分)からは所得制限が撤廃されるので、小学5年生~中学3年生の全生徒が対象となります。
身につく能力について
脳の発達に役立つ
そろばんは計算力だけでなく、脳全体を活性化させるトレーニングとしても優れています。
計算を行う際、頭の中で珠を動かす「イメージそろばん」や、指を使った物理的な操作は、右脳と左脳の両方を刺激します。
高学年になると脳の発達もピークに近づきますが、この時期にそろばんを取り入れることで、脳のさらなる発達を促すことができます。
計算スピードと正確さが向上する
高学年になると、学校の算数や数学の内容も複雑になります。
そろばんは計算力を鍛える最適なツールであり、暗算のスピードや正確さが劇的に向上します。
特にかけ算やわり算のような複雑な計算を、そろばんを使って素早く正確に処理する力は、高学年の学習にも直結するスキルです。
集中力と忍耐力を養える
そろばんは単なる計算ツールではなく、集中力を養う効果もあります。
そろばんを使って正確な計算をするためには、一定の集中力が必要です。
また、反復練習を通じて忍耐力も養われます。
これらのスキルは、学校の他の科目や日常生活にも応用できる重要な資質です。
自信がつく
高学年の子どもたちは、周囲との比較や学習の難易度が上がることで、時には自信を失うことがあります。
そろばんを習得することで、計算のスピードと精度が目に見えて向上し、自信を取り戻すことができる可能性があります。
そろばんで成果を出すことは、「自分にもできる」という自己肯定感を高めるきっかけとなります。
試験や入試対策にも役立つ
中学校や高校の入試で計算問題が出題されることが多いです。
そろばんを使って訓練された計算力や暗算力は、試験問題を迅速かつ正確に解くための大きな武器になります。
高学年からそろばんを始めても、しっかりと練習を重ねることで入試対策として十分な力をつけることができます。
大人になっても役立つスキル
そろばんで培われた暗算力は、学校生活だけでなく、将来社会に出ても役立つスキルです。
日常の買い物や仕事での計算処理など、あらゆる場面で素早く正確な計算ができることは大きなアドバンテージです。
また、そろばんを通じて得た集中力や忍耐力は、学習だけでなく仕事や人間関係にも良い影響を与えます。
まとめ
- 序盤の授業が早く進む可能性が高いため、
費用を抑えることができる - 地域により、塾代の助成がある
- 小学3年生の算数の授業で、
そろばんに興味をもてれば、そこからスタート
高学年からそろばんを習うのは、全く遅くありません。
むしろ、このタイミングだからこそ得られるメリットも多くあります。
計算力の向上や脳の発達、集中力の強化など、多くの学びがそろばんを通じて得られるでしょう。
興味を持ったら、ぜひ挑戦してみてください!