「そろばんは何歳から始めるのがベスト?」
子供にそろばんを習わせたいけど、まだ園児だし・・・。
そんな迷いを感じていらっしゃる方へ
ズバリ!そろばんを習い始めるベストなタイミングについて“何歳から”という具体的な提言はありません。
どんな年齢から習い始めても、それぞれメリットがあります。
ここでは、園児(4~5歳)でそろばんを習わせたい時の始めるタイミングをお教えします。
また「そろばんで期待できる身につく能力」も後述します!
数字を読めて、数えられたら習うことが可能!
お子様が数字に興味をもち、数字で遊び始めるのが、ひとつのチェックポイントです。
その上で、そろばんを習うための、最低条件が2つあります。
数字に関する理解
数字の読み
問題を読むために数字を見て読めることが必要になります。
数字を見て、読むことができ、正しく書くことができれば、スムーズに授業が進みやすくなります。
書き方は、習っていくうちに覚えることもできますので、まずは読めることが最優先です。
数字の順番
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10…というように、順序を正しく覚えて数えられるかも重要です。
どちらの数の大きいか、などを理解するために必要です。
数字を順番に数えることができることが、そろばんを習うための最低条件になります。
(できれば)数字の量(個数)
そしてもうひとつ、数字には“量”があります。
そろばんの珠には、“1を表す珠”と“5を表す珠”の2種類あります。
1だま3個で3円
5だまは、1だま5個分
1だま3個、5だま1個で8円 など
珠の集合で、何個(何円)を表すかを理解していくことになりますので、数字の“量”が理解できていると、授業がスムーズに進みます。
先生の言うことを聞けるか
4歳・5歳だと、好奇心が旺盛ですので、授業中でも、遊びたい心を我慢できないことも多いかと思います。
そろばんの珠の読み方を覚えるぐらいまでなら、楽しく覚えることができると思います。
ただそれ以降は、5の補数、10の補数を使った計算に入っていくので、静かに集中して解いていかなければなりません。
塾の雰囲気に合わせて、授業を受けることができるか。
体験入学で、その部分を重視している塾も多いと思います。
そろばんで期待できる身につく能力
計算力の向上
そろばんを学ぶことで、暗算力や計算のスピードが驚くほど向上します。
小学低学年のうちにそろばんを習うことで、学校の算数の授業でもすぐに活用できるスキルが身につきます。
集中力・忍耐力の向上
そろばんは、一度に多くの数字を正確に処理しなければならないため、自然と集中力が必要となります。
また、少しのミスが大きな結果に繋がるため、注意深く忍耐強く取り組む習慣が身につきます。
記憶力の強化
そろばんを使って計算を行う過程では、数字や桁の記憶が重要になります。
この練習によって、子どもたちの記憶力や瞬時に情報を処理する力が鍛えられ、他の科目の学習にも良い影響を与えます。
数学に対する自信がつく
そろばんを習うことで、子どもたちは数学的な理解力を深め、自分の計算力に自信を持てるようになります。
この自信は、将来的にさらに難しい数学的概念に挑戦する際のモチベーションにも繋がります。
まとめ
- 数字を順番に数えることができる
- 先生の言うことを聞いて授業を受けることができる
以上の2点ができれば、そろばんを習うことが可能です!
塾によっては、4歳・5歳を受け入れるかどうかも異なると思いますので、迷われたらぜひご相談を。
当塾、てらこやでは、算数を使わずにそろばんを教えるので、園児でも習うことができます!