「そろばん=こどもの習い事」だけじゃない!
「そろばん」と聞くと、こどもの頃の習い事を思い出す方も多いかもしれません。
でも最近では、“大人やシニア世代の脳トレ”としても注目されているんです。
実は、大学の研究でも「そろばんが認知症予防に役立つ可能性がある」と発表されています。
特に、記憶力や集中力、そして“考える力”をつかさどる脳の前頭葉をしっかり使うことがわかっています。
指を動かす=脳を動かす!
そろばんの魅力は「頭」と「指」を同時に使うこと。
数字を考えながら、目で見て、耳で音を聞き、手で珠をはじく――
これがまさに全身で行う脳トレなんです!
医療の世界でも「指先を動かすことは脳を活性化する」と言われています。
そろばんの“パチパチ”というリズムに合わせて指を動かすだけでも、
脳の血流がよくなり、スッキリとした感覚になります。
最新の研究で分かった「そろばん脳」のチカラ
昭和大学の研究では、中高年の方がそろばん式暗算を続けたところ、
・記憶力
・注意力
・計画力(段取りする力)
がアップしたという結果が出ています。
また、スペインの研究でも、高齢者がそろばんを使って脳トレを行った後、
認知機能テストの成績が上がったという報告がありました。
つまり、「そろばん」は計算だけでなく、脳を若返らせるトレーニングにもなっているんです!
続けやすいから 効果が出やすい
認知症予防や脳トレは、「続けること」が一番大事。
でも、難しいトレーニングは長続きしませんよね。
その点、そろばんは誰でもすぐに始められて、短時間でも効果が期待できます。
- 1日10分でもOK!
- 座ったままできる
- 手先を使うから安全
- 計算が合うと楽しい!
ゲーム感覚で楽しめるから、無理なく続けられるのが魅力です。
親子でも、シニアでも、一緒に楽しめる
そろばんは世代を問わず楽しめる学習。
お子さんやお孫さんと一緒に練習することで、家族の会話のきっかけにもなります。
さらに、地域のサークルや介護施設でも「そろばん脳トレ」を取り入れる動きが広がっています。
みんなで楽しく取り組むことが、心の健康にもつながるんです。

まとめ
今日からできる 指でできる脳トレ!
- そろばんは「頭」と「指」を同時に使う全身脳トレ
- 記憶力・集中力・考える力を自然に鍛えられる
- 1日10分でも脳を元気に
- 認知症予防にも期待できる!