こどもの“内発的動機づけ”を育てる方法
「うちの子、やる気が続かないんです…」
保護者の方から、よくいただくご相談です。
実は“やる気”には種類があります。
その中でも、学習に最も大きな力を発揮するのが
“内発的動機づけ(=自分からやりたいという気持ち)”です。
内発的動機づけってなに?
心理学では、やる気には2種類あると言われています。
外発的動機づけ:ごほうびや叱られたくない気持ち
内発的動機づけ:やってみたい・楽しい・成長したいという内側からの気持ち
そろばんや勉強が長く続く子は、
この「内発的動機づけ」がしっかり育っています。
内発的動機づけを育てる3つの心理的ポイント
自律性:自分で選べること
「どれからやる?」
「今日はどのページをやってみる?」
小さな選択でも“自分で決めた”実感は大きなやる気につながります。
有能感:できた!が積み重なること
成功体験は“やる気のガソリン”。
「前より速いね!」
「昨日より難しい問題ができたね!」
こうした成長の可視化は、こどもの自信を大きく育てます。
関係性:応援されている安心感
「がんばってるの知ってるよ。」
「見てるよ。」
たったこれだけでこどもは驚くほど変わります。
大事なのは、結果よりも過程をしっかり認めることです。
今日から家庭でできる3つの関わり方
- 選択肢を与える(自律性UP)
- スモールステップで成功体験を積ませる(有能感UP)
- 努力・気持ちを認める声かけをする(関係性UP)
この3つがそろうと、
こどもは「やってみたい!」という気持ちで学習に向かうようになります。
そろばんは内発的動機づけを育てやすい習い事
そろばんは
- “できる”が積み上がりやすい
- 目に見えて成長を実感できる
- 検定や級のアップが成功体験になる
という特徴があり、内発的動機づけを伸ばすのに最適です
当教室でも、「最初は苦手だったけど、できるようになるのが楽しい!」と
自信をつけていくお子様がたくさんいらっしゃいます。

まとめ
「どうせうちの子はやる気がなくて…」
と心配される必要はありません^^
大切なのは
・選ばせる
・認める
・応援する
この3つを少しずつ積み重ねること。
すると、学習に向かう姿勢がみるみる変わっていきます。
お子さまの“やる気の芽”をいっしょに育てていきましょう^^

